武器回収ビジネス、アフガンで盛んに
アフガニスタンでは３０年にわたる戦乱を経た現在、古くなった武器の回収ビジネスを行う企業が活躍している。現地政府関係者の試算によると、首都カブールの周辺だけで武器を含む不用な鉄製品は２０万トンという規模だ。10月28日(金)16時29分配信長きにわたる戦乱の中であまりにあまった武器を回収することでビジネスが行われている。タリバーン時代には、歌や踊りも禁止されていた。アフガニスタンに暮らす人々は喜びや楽しみを容赦なく奪われ、数十年にわたる人間同士の血みどろの戦いの中で悲しみを受け続けた。その一方で、その悲しみの根源ともいえる武器たちが企業によって金に換えられているというのも、なんとも皮肉な話であるように思えてならない。２０万トンにも上る膨大な鉄くずの山が、数十年にわたる人々の悲しみと苦しみを象徴している。http://www.ichikawadc.jp/